管理職になったら身につける目標設定の大切さ
目標なき管理は部下を迷走させる
下記抜粋と要約です。
参照:リーダーにとって大切なことは課長時代に学べる 酒巻久著
管理職の仕事の両輪は、リーダーシップとマネジメント。
組織を導いて成果をあげることであり、部下の力を引き出し、生かすこと。
管理が目的ではない。
具体的にいうと、経営方針をブレイクダウンし、その実現のためにこれがしたいという目標をかかげ、先頭にたつ。
目標達成のため部下にどうしたらよい仕事をしてもらえるか考え、適切な指導と管理を行い、部署の業績を伸ばし、会社利益に貢献すること。
これが務めである。
だからこそ明確な目標は必須だ。
マネジメントとリーダーシップならリーダーシップのほうが大事だ。
プレイヤー兼務の場合は、自分の業務をこなしながら、範を示さないといけないので、なおさらリーダーシップを身に着けないといけない。
掲げるべき具体的な目標は何か?
そこで自分は何をしたいのか?
しっかり固めて、それを常に意識しよう。
夫を出世させたい妻からの感想
ここで要約した内容は、リーダーシップとマネジメントが管理職の業務だよっていう、かなり基本的な話です。
だから読めば誰でも、『うんうん、そうだよね』『わかっているよ』っていう人が多いと思います。
でも本当の意味で自分の中で落とし込めているかどうかが大事になってくるのかな?と思いました。
私も事業を立ち上げたときに、その事業の長として、人の上に立った経験があるのですが、やっぱりリーダーシップとマネジメントの大切さは業務の中で改めて重要だなぁと認識した覚えがあります。
つまりわかっているようで、もしくはわかっているだけで、身についてはいなかったということです。。^^;
リーダーシップは牽引力のことです。どのような方法で部下を導いていくか、の方法はリーダーの気質によって様々あれど、どこに導いていくかという方法は、適切な目標を設定するという一点しかありません。
どんな方法で導くかにとらわれて、肝心要の『適切な目標設定』をぼんやりさせていリーダーは、意外と多いんじゃないでしょうか。
適切な目標設定とは、上の方針に沿った、会社の業績を伸ばすものでなくてはならないことを意識したいですね。
チームの居心地をよくしようとか、
チームの管理をしようとか、
チームのフォローをしっかりしようとか、
そこにばかり意識がいって、
一番大事な『適切なチーム目標を達成しよう』という意識が疎かにならないように、
自分の業務の本丸を第一優先として常に心に置いておきたいものですね★